 |  | 道路反射鏡は、その設置が適切なものであってはじめて本来の機能を発揮します。 鏡面の向きが適性でない、反射率が低下している等の場合は単に見え方が悪いと言うばかりではなく、ときには運転者の判断を誤らせることにもなります。 したがって安全な交通環境の確保には、道路反射鏡の定期的な点検と適切な補修・交換は欠かせません。
  道路反射鏡の主な点検項目と不具合への対応方法は以下の通りです。  鏡 面 | 例 | 主な点検項目 | 対応方法 |  | 鏡面の変形、破損 | 交 換 |  | 鏡面のくもり | 交 換 |  | 鏡面の汚れ | 清 掃 | その他注意点 | 鏡面については設置後、時間の経過に伴って鏡面の劣化が進行し、反射率が低下し見え方が悪くなります。 このため、点検に当たっては反射率の低下による見え方にも留意する必要があります。
|  支 柱 | 例 | 主な点検項目 | 対応方法 |  | さびの発生 | 交 換 |  | 塗装のキズ、ハガレ | 交 換 または軽度な場合は補修
|  | 支柱のヘコミ、変形、曲がり | 交 換 | その他注意点 | 支柱上端のキャップが破損したり外れたまま放置しておくと、雨水等が支柱内に入り、内部から腐食する原因になります。 このため、キャップの状態についても注意する必要があります。
|  金 具 類 | 例 | 主な点検項目 | 対応方法 |  | さびの発生 | 交 換 |  | 金具の曲がり、変形 | 交 換
| その他注意点 | 上記の他に反射鏡のフードの破損、視線をさえぎる障害物の有無にも留意する必要があります。
|  安全な交通環境の確保の為、以上のような点に注意して定期的な点検を行って下さい。
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